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やっとこれまで格闘してきたプロジェクトが落ち着いてきた・・・
生まれて始めて組み込みシステムのプロトタイプ開発から仕様検討、量産設計まで全部経験して、
毎日成長できてさぞかし楽しいかと思いきや、
蓋をあけてみると毎日スケジュール遅れと不具合との格闘。
プレッシャーと恐怖の連続。
いい加減なくせに小心者まる出し。
直観に従い、自由にアイデア提案して自分の手を動かして
試行錯誤しながらプロトタイプを完成させる「開発」は本当に鳥肌が立つほど楽しいけど
規定や仕様に則り、モレ・ズレ・遅れは許されない「設計」は本当に大変だ・・
大変ではあったけど、
以前のようにいたずらに「おれはダメなヤツだ・・」と自己嫌悪に陥ったり、
亀のように殻に閉じこもらずに(そういうこともあったけど)良い経験はできたと感じる今年38歳。
追い込まれたときに冷静さを取り戻して全力を出すにはどうすればいいか?を毎日試行錯誤しながら
環境や人のせいにしないで自分の特性を再認識できたことは
何事もなく器用にそつなくこなすよりも価値があるでしょう。きっと・・
そしてそんな苦しみと恐怖のなかで得た一つの結論は
「やっぱり自分は設計者には向いてはいない」という元も子もない結論。
ただ、ここで基準にしてるのは、
比較的大きな組織の中で、チームメンバーと歩調を合わせながら
なるべく少ない手間と時間で効率的に事を運んでいけてるかどうか。
あくまで一般的な基準であって、
必ずしも自分がこれを100パー満たしていなければいけないとも思わなくなってきた。
だから「向いてないから辞めよう」とか「自分を直そう」ということではなく、
ソフトウェアエンジニアとしての自分のオリジナルの軸を好き勝手に固めつつ、
組織のベクトルと自分のベクトルの内積が最大値にするためには何が必要か。
を考えながら、また試行錯誤しようか。
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- 2013/06/02(日) 08:45:38|
- メンタル
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